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どんな人にお勧め? [グルコサミンサプリメント]

グルコサミンは加齢と共に体内から減少して行く成分ですから、
男女を問わず全ての成人にお薦めです。

中でも、グルコサミンの減少スピードが早くなると言われている40代以降の方は
もちろんですが、肉体労働などの重労働や、テニス、サッカー、野球、卓球、
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、マラソン、登山などの膝関節や腰に
負荷が掛かるスポーツをやられている方達は、通常よりも軟骨がすり減るスピードが早く、
早期にグルコサミンの補充をすることが必要と思われます。

ですから、

柔軟で弾力のある軟骨を維持するためにも30代のうちから
グルコサミンサプリメントを摂取して、関節痛や変形性膝関節症などの
予防につとめる事をお薦めします。

当然働き盛りで、最も人生の中で充実した年代と言える40代の皆さんには、
仕事はもちろん家族旅行やキャンプなどのレジャーや、ゴルフ、テニス、野球、
サッカーなどのスポーツなど毎日の健康を維持して、あらゆるライフスタイルの
サポートにグルコサミンサプリメントを活用して頂き、御家族と共に健康で明るく
楽しい毎日を過ごして頂きたいと思います。

もちろん、

50代、60代以降の熟年の皆様にも、階段の昇り降りやペットとの散歩、
毎朝のウォーキング、楽しい仲間とのハイキング、御夫婦での旅行など
好きな趣味などを思う存分楽しんで頂きたいと思います。

また、この年代にはお孫さんと過ごす事も多くなってきますので、可愛いお
孫さんと楽しいひと時を過ごして頂くためにも、グルコサミンサプリメントを
継続的に摂取して頂く事でスムーズで快適な毎日の暮らしをサポートします。

ちなみに、グルコサミンの体内生成量は20代を100とした場合に60代では
約4分の1にまで減少し、それに伴って男女共に「変形性膝関節症」を患う方が
増加します。

特に女性場合は40代から徐々に増え始め、60代女性の約40%、70代の女性に
至っては約70%の割合で「変形性関節症」を発症していると言われています。

以上の事から40代以降の男女で、特に女性は早めのうちにグルコサミン
サプリメントを摂取をして頂き、「関節痛」や「変形性膝関節症」などの予防に
つとめる事が快適なシニアライフに繋がるものと思われます。

グルコサミンとコンドロイチンはどう違うの [グルコサミンサプリメント]

グルコサミンとコンドロイチンはどちらも関節の軟骨成分として

よく混同されがちですが、成分や役割が大きく異なります。

 

グルコサミンはグルコースと言う糖分とグルタミンという

アミノ酸の一種からできているアミノ糖の一種(糖蛋白質)で、

エビやカニの殻、軟骨、皮膚、爪などに多く存在しています。

中でも軟骨に含まれる保水成分のプロテオグリカンの生成に

欠かせない成分であり、さらにグルコサミンそのものが

軟骨細胞の破壊を抑制し再生を促す働きがあります。

ですから、軟骨内にグルコサミンが豊富に存在する事によって

プロテオグリカンが多く生成され、より多くの水分を軟骨内に蓄える

事ができるのです。


次にコンドロイチンですが、ムコ多糖類(ムコとは粘液類似物の意味

の一種で、通常は人や動物の体内においてコアタンパク質と呼ばれる、

核となるタンパク質に共有結合したプロテオグリカンとして存在します。


つまり、グルコサミンを原料として作られたプロテオグリカンが

必要に応じてコンドロイチンに変化すると言う事であり、

グルコサミンとコンドロイチンはお互いに共存関係にあるのです。

 コンドロイチンは軟骨の他にも皮膚や目などの粘膜に存在し、

粘膜の水分を保持する役割を担っています。


コンドロイチンにはグルコサミンのように軟骨の再生を促す働きは

ありませんが、軟骨内に水分を呼び込む働きをすると共に、

軟骨を分解する酵素の働きを抑える作用があります。

軟骨にとって水分(体液)はスポンジのようなクッションの役割を

しますので関節に掛かる圧力を吸収したり、スムーズな動きを

維持するために必要不可欠です。

さらに、関節には血管が通っていないので、水分(体液)は

関節に栄養を運ぶ重要な役割を担っているのです。

つまり、簡単に言うとグルコサミンで軟骨の水分保持と再生を促し、

コンドロイチンで軟骨に水分を呼び込み関節の分解酵素の働きを

抑えて、関節軟骨の滑らかな動きを維持しているのです。

このように、グルコサミンとコンドロイチンは似て非なる役割ながら、

お互いに協力し合って健全な関節を維持しているのです。


グルコサミンサプリメントの選び方 [グルコサミンサプリメント]

現在さまざまなメーカーから色々なグルコサミンサプリメントが販売されており、
どれを買ったらいいのか迷う中でポイントとなる事柄を大きく3項目に分けてご紹介します。


※グルコサミンの含有量で選ぶ
 
成人の一日におけるグルコサミン摂取量の目安は1500mgですから、サプリメントメーカーが
定めた一日の服用量がそれを超えるか近い数値の物を目安に選ぶのも、一つの方法です。

そして、

中には「N-アセチルグルコサミン」のように、摂取後の体内利用率が通常のグルコサミンの
約3倍と言われる物もあり、

つまり通常ですと一日6錠から8錠摂取しなければならないのに対して、その3分の1の量を
摂取すれば通常のグルコサミンサプリメントと同じ効果を得られると言うことであり、
多くの錠剤を飲む事が苦手な方におすすめです。

しかも、中には顆粒状になった製品もありますので更におすすめです。



※グルコサミンと組み合わされる成分で選ぶ

現在の市場に出回っているグルコサミンサプリメントのほとんどの製品がグルコサミンと
相乗効果が期待できるコンドロイチンと組み合わされている物が多く、膝などの関節に
効果を期するのであればそのまま摂取して頂き、

さらに保湿効果も期待したければヒアルロン酸プラス、美肌効果を期待するのであれば
コラーゲン&ビタミンCプラスなど、それぞれ目的に応じた組み合わせのサプリメントを
選ぶのも良い方法です。

 
※グルコサミンサプリメントの原料で選ぶ

サプリメントに使われている多くのグルコサミンはエビやカニなどの甲殻類から抽出
されるため、甲殻類のアレルギー体質の方にはお勧めめできません。
 
そのような甲殻類アレルギーをお持ちの方は、トウモロコシなど植物を原料とした
ブドウ糖をもとに発酵生産された製品がありますので、そちらをお薦めします。

このように、自分が期待する効果や目的、体質に合ったグルコサミンサプリメントを選び、
関節やお肌を健やかに保つためにも上手に活用していきましょう。


グルコサミンサプリメントと薬の飲み合わせ [グルコサミンサプリメント]

ルコサミンサプリメントとの飲み合わせで

気をつけなければならない薬がいくつかあります。

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[ひらめき]インスリン

糖尿病などでインスリンを服用している場合は、

グルコサミンを摂取するとインスリンに
対して抵抗性を示すため、血中のインスリンが

十分あるにもかかわらず糖の変換が
上手く行われなくなり、

 

ブドウ糖を体内に上手く取り込めず血糖値が

下がらない「インスリン抵抗症」という状態に

なってしまう恐れがあります。

 そもそも、グルコサミンはグルコースと言う

ブドウ糖の一種にアミノ酸がくっついた

アミノ糖ですから、

 

これが体内に入ると分解されて糖質になって

しまうために、糖尿病患者の場合は高血糖を

引き起こす恐れがあります。


しかし、グルコサミン1日の摂取量1500mg程度

であればそれほど問題はないとする報告も

あるようですので、かかりつけの医師と相談して

その指示に従いましょう。

[ひらめき]ワルファリン(ワーファリン)

ワルファリンは「心筋梗塞」「脳梗塞」「静脈血栓症」

「肺塞栓症」などの血栓塞栓症と呼ばれる病気に

よく用いられる薬で、血液を固まりにくくする

「血液凝固阻止作用」があります。

 

このワルファリンとグルコサミンを併用すると、

グルコサミンの摂取開始後の血液検査において、
出血傾向を示す結果が40例以上報告されており、

 

中には内蔵出血などの症例もいくつか
報告されているようです。

その 大部分の症例において、グルコサミンの摂取中止

により血液の出血傾向だった検査値が正常値に下がり

始めたことから、グルコサミンとワルファリンの相互作用の

因果関係が強く示唆されるところです。

ただし、欧州食品安全機関によるとデータが十分でないため、

リスクレベルを確定することはできないとする報告もある

ことから1日1500mg程度の摂取であれば殆ど問題無い

とも言われていますので、

 

血栓塞栓症の治療及び予防にワルファリンが処方されている

方は、かかりつけの医師と相談してその指示に従いましょう。


妊娠中、授乳中に飲んでも大丈夫? [グルコサミンサプリメント]

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 娠中や授乳をされている女性がグルコサミンサプリメントを

摂取した場合の影響や安全性は、まだ研究段階ではっきりと

したデータがありません。

 

つまり、母体への影響や母体から胎児への影響、

母乳から乳児への影響や安全性などは、
まだ立証されていないのが現状です。

 

このような理由から、妊娠中や授乳中の女性はグルコサミン

サプリメントの摂取は避けるのが無難でしょう。

ただ、妊娠などで胎児に栄養を奪われ一時的に栄養の

バランスが崩れたり、妊娠月数に応じて一時的に体系が

変わることで体型的にもバランスが崩れて

 

腰や膝の負担が増加して調子が悪くなったりするケースが

多く見受けられます。

 

そんな時にこそ、グルコサミンサプリメントを摂取して

頂きたいのですが、上記のように安全性が立証されて

いないのと、妊娠中の場合には胎盤を通して胎児に、

 

授乳中場合には母乳から乳児へのグルコサミンの

影響を及ぼす可能性もありますので控えたほうが無難です。

 

さらに、妊娠中は一時的に高脂血症や高血圧などの

症状になる場合があり、グルコサミンを摂取することで

症状を悪化させてしまう恐れもあります。

 

以上の事などから妊娠中や授乳中のグルコサミンサプリメント

の摂取はあまり積極的には推奨されていないのが現状です。

 

ですから、妊娠中や授乳中の女性が関節痛などの症状で

グルコサミンサプリメントの摂取を希望する場合は、

担当の医師と相談の上でその指示に従いましょう。


アレルギー体質でも大丈夫? [グルコサミンサプリメント]

グルコサミンサプリメントの多くはエビやカニなどの甲殻類が原料になっているものが多く、
これらの甲殻類にアレルギーを持っている方の摂取は控えた方が良いでしょう。

特にエビは甲殻類アレルギーの中でもアレルギー反応が強く出るものと言われており、
食べる以外に接触ジンマシン、吸引による喘息なども引こ起こすと言われています。

またカニもエビ程ではありませんが、食べる以外にも接触ジンマシンを起こすなど、
アレルギー反応が出やすいとされています。

甲殻類アレルギーの殆どは摂取してから1時間以内に、ジンマシンや皮膚の腫れなどを
引き起こし、口周辺や喉、目、耳なども腫れてしまうなどの症状が現れます。

甲殻類アレルギーの症状を引き起こした人の半数以上が口腔アレルギーの症状が現れ、
呼吸器、粘膜、循環器、消化器、神経、皮膚などのうち2つ以上の重い症状が重なった
「アナフィラキシーショック」の症状を引き起こすケースも少なくないようです。

この「アナフィラキシーショック」を引き起こした場合には、迅速かつ適切な処置を
しないと危険な状態に陥るケースもありますから、即座に救急車を呼ぶ、医師に連絡する
など迅速に行動しましょう。

また、甲殻類アレルギーの原因とされている「トロポミオシン」と言う筋原線維タンパク質は
イカやタコなどの軟体動物やダニ、ゴキブリなどの昆虫などにも含まれているために、
それらにアレルギーを持っている人は、甲殻類アレルギーも引き起こす可能性があるので
注意が必要です。

しかし、最近ではトウモロコシなどを原料とした甲殻類を使わない製品も開発されていますので、
甲殻類のアレルギーの方にはそちらをオススメします。

各製造メーカーでサプリメントに含まれる原料が異なりますので、アレルギーをお持ちの方は
原料をよく確かめてから購入しましょう。

子供が飲んでも大丈夫? [グルコサミンサプリメント]

成長期の子供がグルコサミンサプリメントを摂取した場合の

影響や安全性が立証されておらず、また自らグルコサミンを作る

機能を阻害する恐れもある事から健康な子供の摂取は控えた方が

良いでしょう。

また、年齢にもよりますが成長期の子供が膝や脚の痛みを

訴えてきた時は「成長痛」と呼ばれる痛みの場合が多く、

昼間は元気なのに夜になって痛みを訴えてくるのが特徴です。

 

この「成長痛」はスポーツや活発に身体を動かす子供に多く

みられる症状で、昼間に脚を酷使するため夜間にその疲労が

蓄積されるため痛みが発症するのではないかと言われています。

原因として、成長期の子供の場合は骨と腱、筋肉などの成長が

うまく比例して成長できていないからではないかと言われています。

このように、成長期の子供が夜間に「成長痛」と思われる痛みを

訴えてきた場合は、温かいお風呂に入って脚のマッサージをしたり、

筋肉の疲れをほぐしてあげる、湿布を貼る、激しい運動を少し控える

などの対策が必要です。

なお、昼夜問わず痛みを訴える場合は「膝蓋軟骨硬化症」

「股関節炎」「亜脱臼」など他の関節痛や病気の可能性も

ありますので医師や病院で診察の上で適切な処置を施しましょう。


健康な子供や若者は、体内でのグルコサミン分泌力や保有量は

充分足りており、殆どの場合サプリメントでの補充は必要ありません。

また、体内に過剰摂取された栄養素は体内に留まらず排出されて

しまうので、無駄な事になってしまいます。

しかも、グルコサミンに限らず長期にわたって体内に過剰摂取された

栄養素はそれを作り出す臓器の分泌力が弱くなってしまうために

自己治癒力や健康を自分で維持する力が弱くなってしまうのです。

このような理由から、子供や若者はグルコサミンに限らずサプリメント

での栄養素の過剰摂取は控え、規則正しい生活とバランスの取れた

食事に加えて外で元気に遊んだり、スポーツをする事によって関節や

骨に刺激を与える事で自己復元力を鍛え、骨や関節を強くしていく 

事が最も重要です。

しかし、最近では子供と言えども関節痛などが増えているようですから、
グルコサミンサプリメントの摂取は医師と相談の上でその指示に従う

のが良いでしょう。


男女で飲み方に違いはあるの? [グルコサミンサプリメント]

基本的に男性と女性で摂取の仕方に違いはないようですから、
グルコサミンサプリメント製造メーカー指定の摂取量を
守って正しく摂取しましょう。

ちなみに、変形性膝関節症は男女比1:4の割合で女性に多く、
若い頃にはX脚になっている事が多かったのが年齢を重ねると共に
O脚になっていく事が多いといわれており、

若い頃にハイヒールなどの不安定な靴を履く事で長期間に渡って膝関節に
負担が掛かっているためと言われています。

また、

男性に比べ女性は骨格が小さいために関節の大きさが小さく、
筋肉量も少ないために膝関節症を引き起こしやすいとも言われています。


そして女性の場合は妊娠中に胎児から栄養を奪われ、出産後も母乳で
乳児に栄養を奪われるなど、妊娠や育児などで栄養的にも肉体的にも
身体のバランスが崩れやすいようです。

さらに、

その後の閉経によってホルモンバランスが崩れ、男性よりも骨のカルシウム
不足による骨密度の低下や関節の機能低下などを招きやすいようですから、
骨や軟骨の再生を促すグルコサミンサプリメントの補給を早めに開始するのが
望ましく、

さらにグルコサミンと合わせて摂取することで軟骨粘膜の保護や水分保持の
相乗効果が期待できる「コンドロイチン」も一緒に摂取することをおすすめします。

現在、グルコサミンサプリメントにはコンドロイチンと組み合わさった
「グルコサミン+コンドロイチン」と言った製品が多く販売されており、

グルコサミンで骨や軟骨の再生を促し、コンドロイチンの保湿効果で軟骨や
お肌の柔軟性をキープする効果が期待できますので、そういう製品を選ぶ
のも一つの方法です。

ただし、

グルコサミンサプリメントを摂取するだけでは、膝関節症の症状を改善
することは難しく、体型や体質、生活習慣といった様々な条件の違いによって、
サプリメントの効果に違いが出ますので、

歩くのも大変だったり杖を使わなくてはならないような症状の時には、
無理をせずに整形外科などできちんとした診察を受けて医師の
指導に従って治療しましょう。


グルコサミンサプリメントに副作用はあるの? [グルコサミンサプリメント]

健康な成人がグルコサミンサプリメントを摂取して出やすいと言われる副作用は、

胃のもたれ・不快感、下痢や便秘、おならが出やすいなどの消火器系の症状が
出る事があるようです。


また、

糖尿病の方がグルコサミンサプリメントの過剰摂取によって血糖値の上昇や
糖尿病が悪化するケースもあるようです。

これは、グルコサミンを過剰摂取することでインスリンの働きを抑制するためで、
特に糖尿病患者の場合は健康な人に比べてインスリンの必要量が患者ごとに
異なるため、グルコサミンサプリメントの摂取には注意が必要です。

ですが、

きちんと血糖値がコントロールされている場合は、適量であれば摂取可能と言う
報告もあります。

これは妊娠中の女性にも言えることであり、妊娠によって一時的に高血糖や
高脂血症、高血圧になっている場合があるので注意が必要です。

ただ、妊娠によって体重の増加や身体のバランスが崩れるなどで腰や膝に
負担が掛かっている事が多く、

関節痛の予防のためにもグルコサミンサプリメントの摂取は有効であると
思われますので、医師に相談してみる事をお薦めします。

それから、グルコサミンサプリメントの多くはエビやカニなどの甲殻類を原料と
しているものが多く、甲殻類アレルギーをお持ちの方がグルコサミンサプリメント
を摂取した場合には、ジンマシンや唇、のどの腫れなどの口腔アレルギー症状
を引き起こし、

場合によっては呼吸器症を含むアナフィラキシーショックなどの重篤な
症状を引き起こす恐れもありますので、注意が必要です。

しかし、最近ではトウモロコシなどの植物原料を発酵させてグルコサミンを
抽出している製品もありますので、甲殻類アレルギーの方にはそちらを
おすすめします。


その他、

「心筋梗塞」「脳梗塞」「静脈血栓症」「肺塞栓症」などの血栓塞栓症と呼ばれる
病気の治療や予防でワルファリン(ワーファリン)を処方されている方も
ワルファリンの血液凝固阻止作用を強めてしまうために、「内蔵出血」などを
引き起こす副作用も報告されているようですから、注意が必要です。


このように、糖尿病や妊娠中、授乳中、甲殻類アレルギーをお持ちの方、
血栓塞栓症と呼ばれる病気の治療や予防でワルファリン(ワーファリン)を
処方されている方がグルコサミンサプリメントを摂取する場合は必ず担当の
医師に相談の上でその指示に従いましょう。


なお、一般の健康な成人の場合はメーカーの指定された適量摂取の場合には
殆ど副作用は出ない事が多く、

万が一、胃のもたれ、不快感、下痢や便秘、おならが出やすいなどの消火器系の
症状が現れた時は少し量を減らして、食後に摂取する事で改善される事が多い
ようですから試してみると良いでしょう。

グルコサミンサプリメントを摂取してはいけない病気 [グルコサミンサプリメント]

グルコサミンサプリメントを摂取する上で、注意が必要な病気が
いくつかありますので紹介します。

※糖尿病

糖尿病の方はグルコサミンサプリメントの過剰摂取によって血糖値が上がる
可能性がありますので、グルコサミンサプリメントの摂取は控えた方が
無難でしょう。

これは、グルコサミンがグルコースと言う糖分の一種とアミノ酸の結合物で
「アミノ糖」と呼ばれる糖の一種であり、グルコサミンを過剰摂取することで
血液中にグルコサミンの成分が大量に流れ込み、血糖値の上昇を招きます。

また、グルコサミンはインスリンに対する抵抗性が高く、インスリンによる
血中の糖分の分解を妨げて内蔵や筋肉からのブドウ糖摂取がうまくできずに
血糖値が下がらない「インスリン抵抗症」を引き起こす恐れもあると言われています。 

特に糖尿病患者の場合は健康な人に比べてインスリンの必要量が患者ごとに
異なるため、グルコサミンサプリメントの摂取には注意が必要です。

ただし、きちんと血糖値がコントロールされている場合は、多くのグルコサミン
サプリメントが標準摂取量としている一日1500mgであれば影響は殆どなく
摂取可能と言う報告もありますので、医師と相談してみると良いでしょう。


※甲殻類アレルギーの方

グルコサミンサプリメントの多くはエビやカニと言った甲殻類を原料としたものが多く、
甲殻類アレルギーの方が摂取するとジンマシンや唇、のど、目、耳などが腫れる
アレルギー症状を引き起こし、そのうちの大半が唇やのどが腫れる口腔アレルギー
と呼ばれる症状を引き起こします。

さらに、その中の半数近くが皮膚、粘膜、呼吸器系、循環器系、消化器系、
神経のうち2つ以上の重症が同時に起こる「アナフィラキシーショック」
と呼ばれる状態になることも少なくないため、一刻も早く適切な処置を
施さないと命の危険にも関わってきますので注意が必要です。

このような甲殻類アレルギーの方はトウモロコシなどの植物由来の原料を使い、
そこからグルコサミンを発酵抽出したグルコサミンサプリメントがありますので、
そちらを服用する事をお勧めします。


※その他の病気

その他の病気につきましては、病気そのものではなく服用している薬との
飲み合わせが問題になるケースが多く、特にワルファリン(ワーファリン)との
飲み合わせは薬の効果を強めると言う報告があり、「内蔵出血」
などを引き起こす場合もありますので注意が必要です。

ワルファリン(ワーファリン)が処方される病気の一例として「心筋梗塞」「脳梗塞」
「静脈血栓症」「肺塞栓症」などの血栓塞栓症と呼ばれる病気が多いようです。

このように、内蔵疾患や糖尿病、高脂血症、血栓塞栓症などの病気を患っている方は、
必ず医師の指導の下でその指示に従って下さい。

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