いきなり衝撃的なタイトルで「何だ?」と思いましたか?
でもこれは事実なのです。
関節にある軟骨などのクッションが潰れてしまったり、
潤滑に必要な水分が失われてしまうと、二度と元には戻りません。
後は手術に頼るしか方法はないのです。
ですから、そうなる前に日頃からの関節の
ケアが大切になってくるのです。
今や日本人の平均寿命は男性79歳、女性85歳となり、
ますます少子高齢化が進むであろうと言われています。
その高齢化社会の中において、誰しもが自分の生涯を
元気で明るく全うしたいと願っているのではないでしょうか?
では、年齢を重ねても元気でいるためには、
どうすれば良いのでしょう?
その答えは、「足腰を元気に保つ事」です!
「人は足から老いる」と言うことわざもあるくらいですから、
足腰を元気で丈夫に保つ事は、
生涯健康で元気に暮らすための秘訣とも言えます。
そこで、その大事な足腰の関節を柔軟で健やかに
保つのをサポートをしてくれるのが
「グルコサミンサプリメント」なのです。
グルコサミンは関節軟骨を構成する成分のコンドロイチンや、
ヒアルロン酸の材料となる成分で、一般的には40歳頃から
体内生成能力の低下に伴い減少してくると言われています。
グルコサミンが減少すると関節軟骨成分のコンドロイチンや
ヒアルロン酸も減少しますので、関節軟骨が痩せて関節の骨
と骨がこすれあったり、
外部からの圧力に耐え切れずに潰れてしまって痛みをもたらす
「関節症」を発症させる引き金になったりしますので、足りな
くなったグルコサミンを外部から補充しなければいけません。
グルコサミンは食事から摂取することも可能ですがその量は僅
かで、一日に必要な標準摂取量を食事から補うのは困難です。
そこで、
食事からでは補い切れないグルコサミンを「グルコサミン
サプリメント」で補充する事をお勧めします。
そうは言っても、複数のメーカーから様々な「グルコサミ
ンサプリメント」が開発されていて、購入するのに迷って
しまいますよね。
ですから、
私が実際に各社の「グルコサミンサプリメント」を取り寄せ
てみた上で、あなたにおすすめの商品をまとめてみましたの
で、購入の参考にして頂ければと思います。
一般的にグルコサミンサプリメントに使われているグルコサミン
はエビやカニなどの甲殻類の殻から抽出されており、抽出の仕方
によって大きく2種類に分けられます。
まず一つ目は、塩酸や硫酸によって抽出された「グルコサン塩酸塩」
と「グルコサミン硫酸塩」です。
これらは抽出方法に若干の違いはありますが、体内に取り込まれた後
はグルコサミンとしての働きをします。
そして、更にこの2種類を比較すると「グルコサミン硫酸塩」よりも
「グルコサミン酸塩」の方が分子の大きさが小さく純度も高いと言わ
れており、日本では身体への吸収率が高い「グルコサミン塩酸塩」が
サプリメントで使われているのが一般的で、食べると特有の苦味があ
ります。
ちなみに海外では「グルコサミン塩酸塩」よりも「グルコサミン硫酸
塩」が多く使われる傾向があるようです。
そして「グルコサミン硫酸塩」や「グルコサミン塩酸塩」に対して、
もう一種類は「N-アセチルグルコサミン」と呼ばれる物で、上記の
物のように「塩酸」や「硫酸」を使って抽出するのではなく、「酵
素分解」によって抽出されます。
ただ、この酵素による抽出法は、短時間で抽出可能な 塩酸や硫酸
を使った物に比べ、4週間から6週間という長時間を掛けて抽出さ
れるためコストが掛かり、サプリメントにするためには高価になっ
てしまうのが難点です。
ですが、この「N-アセチルグルコサミン」は元々人間の体内に持っ
ているグルコサミンと同じ構造のために「天然グルコサミン」とも
呼ばれており、
体内での利用率が「グルコサミン塩酸塩」や「グルコサミン硫酸塩」
の約3倍とも言われており、つまり同じ効果を得るためには3分の1
の量を摂取すればいいと言う事になります。
上記の「グルコサミン硫酸塩」も「グルコサミン塩酸塩」も体内では
一度「N-アセチルグルコサミン」に変換されて取り込まれますので、
変換する手間が掛からない分体内利用率が高くなると言う事ですね。
ちなみに、「N-アセチルグルコサミン」は食べると自然な甘さを感
じます。
グルコサミン、N-アセチルグルコサミンは、グルコースという
加水分解されない単糖という糖分の一種と、主にタンパク質など
を構成するアミノ酸でできています。
グルコースは人や動植物が活動するためのエネルギー源となる
物質で、別名「デキストロース」とも呼ばれています。
もうひとつのアミノ酸ですが、アミノ基とカルボキシル基と
言う官能基を持つ炭素を含んだ有機化合物を言います。
グルコサミンは元々、軟骨や関節、皮膚、爪などに存在し、
すり減ったり傷ついた関節や軟骨を再生、修復する事で滑
らかな関節の動きを維持するのに役立っていす。
しかし、
加齢と共にグルコサミンは減少し、それと共にグルコサミンを
原料として作られるコラーゲンやプロテオグリカンという関節や
筋肉を、滑らかに動かす働きを維持する上で必要不可欠な成分も
減少して行きます。
そこで、食事からでは充分に補充できない分をグルコサミン
サプリメントで補って頂きたいのですが、グルコサミン単体を
補充するよりも、コラーゲンなどの相乗効果が期待できる成分
と一緒に摂取する事をお薦めします。
以下にグルコサミンサプリメントと合わせて摂っていただきたい
お勧めの成分と、期待できる効果を記載しておきましたので参考
にしてください。
コンドロイチン: 軟骨を壊れにくくします。
ヒアルロン酸: 皮膚に多く存在し、
保水効果があります
コラーゲン: 軟骨などの弾力を保ちます
ケルセチン: 抗酸化作用があるポリフェノール
で活性酸素の活動を抑えます。
MSM(メチル・スルフォニル・メタン)
: コラーゲンなどの働きを助けます。
ビタミン類など: 特にビタミンCは美肌効果が
期待出来ます。
なお、多くのグルコサミンサプリメントは、主に上記の成分を
メーカー独自の組み合わせで製造されている製品が多く、
目的に合った組み合わせを選んで摂取して頂けます。
しかし残念ながら、これらの成分全てを含んだグルコサミン
サプリメントというのはありませんので、他に足りない栄養素
を加えたい場合は目的のサプリメントを加えて摂取して頂くの
がオススメです。
グルコサミンは40代を過ぎた頃から徐々に減り始めるため、
毎日の食事で補充していく事が理想的です。
そこで、グルコサミンを多く含む食品の代表的な物を
紹介しますと、「豚や鶏などの軟骨」「山芋」「オクラ」
「干しエビ」「うなぎ」「フカヒレ」などがあり、
その他、牛肉や豚肉にも含まれてはいるのですが、その量は微量で
あるために、これらを毎日食事に取り入れてグルコサミン一日分の
必要量を摂取することは困難であると言えます。
そこで、
グルコサミン一日分の必要量を安定して簡単に摂取できるように、
毎日の食事に加えてグルコサミンサプリメントを召し上がって頂
く事をおすすめします。
そうする事によって手軽で継続的にグルコサミンを摂取する事が
できるようになります。
関節などの軟骨は動く事で栄養や酸素を取り入れており、
さらに骨や軟骨は刺激を受けることで再生を促しますので、
筋力の低下や柔軟性の低下、さらには骨粗しょう症を予防する
意味でも無理の無い範囲でウォーキングや軽い運動を行う事
がお薦めです。
なお、人間の身体は太陽に当たることで、骨のカルシウムの
吸収を助けるビタミンDが生成されますので、運動の際には
太陽の下で行うことを強くお薦めします。
グルコサミンサプリメントは医薬品ではなく栄養補助食品であり、
もともとグルコサミンは体内にある物なので、厳密に摂取量が決
まっている訳ではありません。
そうは言ってもグルコサミンを体内に効率良く取り込むためには、
摂取量の目安とされている1日1000mg~1500mgを守るのが
安心ですし得策です。
なお、人によっては過剰摂取すると、下痢、便秘、膨満感、嘔吐、
胸焼けなどの症状が出ることがありますので、注意が必要です。
稀に体質や体調によっては適量摂取でもこのような症状が出ること
もあるようなので、その時はしばらく摂取を控えて様子をみましょう。
まずは各メーカー指定の適量を守り、3ヶ月から6ヶ月続けてみて
効果を実感してみましょう。
グルコサミンとコンドロイチンはどちらも関節の軟骨成分として
よく混同されがちですが、成分や役割が大きく異なります。
グルコサミンはグルコースと言う糖分とグルタミンという
アミノ酸の一種からできているアミノ糖の一種(糖蛋白質)で、
エビやカニの殻、軟骨、皮膚、爪などに多く存在しています。
中でも軟骨に含まれる保水成分のプロテオグリカンの生成に
欠かせない成分であり、さらにグルコサミンそのものが
軟骨細胞の破壊を抑制し再生を促す働きがあります。
ですから、軟骨内にグルコサミンが豊富に存在する事によって
プロテオグリカンが多く生成され、より多くの水分を軟骨内に蓄える
事ができるのです。
次にコンドロイチンですが、ムコ多糖類(ムコとは粘液類似物の意味)
の一種で、通常は人や動物の体内においてコアタンパク質と呼ばれる、
核となるタンパク質に共有結合したプロテオグリカンとして存在します。
つまり、グルコサミンを原料として作られたプロテオグリカンが
必要に応じてコンドロイチンに変化すると言う事であり、
グルコサミンとコンドロイチンはお互いに共存関係にあるのです。
コンドロイチンは軟骨の他にも皮膚や目などの粘膜に存在し、
粘膜の水分を保持する役割を担っています。
コンドロイチンにはグルコサミンのように軟骨の再生を促す働きは
ありませんが、軟骨内に水分を呼び込む働きをすると共に、
軟骨を分解する酵素の働きを抑える作用があります。
軟骨にとって水分(体液)はスポンジのようなクッションの役割を
しますので関節に掛かる圧力を吸収したり、スムーズな動きを
維持するために必要不可欠です。
さらに、関節には血管が通っていないので、水分(体液)は
関節に栄養を運ぶ重要な役割を担っているのです。
つまり、簡単に言うとグルコサミンで軟骨の水分保持と再生を促し、
コンドロイチンで軟骨に水分を呼び込み関節の分解酵素の働きを
抑えて、関節軟骨の滑らかな動きを維持しているのです。
このように、グルコサミンとコンドロイチンは似て非なる役割ながら、
お互いに協力し合って健全な関節を維持しているのです。
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