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関節痛の種類 [関節痛予防法]

ひとことで関節痛と言っても痛みの出る部位や原因によって様々な種類が
ありますが、ここでは成人の関節痛について見ていきましょう。


※発熱による関節痛

発熱の原因は様々ですが、熱が下がれば回復するので心配はいりません。


※顎関節症

アゴの関節異常の総称で、「口が開けづらい」「アゴが痛い」「アゴが鳴る」
「食べ物が噛みづらい」などの症状が多く、原因も固いものを噛み過ぎた
筋肉疲労や口を大きく開けすぎたために靭帯を損傷してしまったなど様々です。


※椎間板ヘルニア

首からお尻にかけて通っている背骨の骨と骨の間にある髄核と呼ばれる軟骨が
何らかの原因で飛び出して、背骨を通っている神経を圧迫している状態を言います。
 
首に症状が出た場合は「頸椎ヘルニア」腰の場合は「腰椎ヘルニア」と呼ばれ、
それぞれ首や腰の痛み、手足のしびれなどの症状が多くみられます。


※肩関節痛

「五十肩、四十肩」

正式には「肩関節周囲炎」と言い、原因不明で肩を動かすと痛みを伴います。


「腱板損傷」

肩の深部にある回旋筋腱板という腕を上げるのに常用な役割を持った
板状の腱が損傷した状態を言い、腕を上げる時に痛みを伴います。


「肩鎖関節症」

鎖骨と肩甲骨のつなぎめの関節軟骨が損傷した状態で、腕を上げる時に
痛みを伴い五十肩と間違われやすいので注意が必要です。


「石灰沈着性腱板炎」

腱板にピロリン酸カルシウムと言う石灰成分が沈着し、それが誘因となって
炎症を起こします。急性の場合は激痛を伴い、腕を動かせない程になります。


「変形性関節症」

主に膝や股関節に起こる事が多いのですが、稀に肩関節に起こる事もあります。
ただ、膝や股関節ほど症状が強くないことが多いようです。


※変形性関節症

身体のあらゆる関節に起こりうる症状で、関節の間にあるクッションの役割をする
軟骨が何らかの要因ですり減って、滑らかな動きができなくなり大きな摩擦を
生じるようになります。

このような状態を放置しておくと軟骨の組織が壊れ、そのカケラによって関節の
内部にある骨膜が炎症を起こしたり、水(関節液)が溜まって腫れ上がる事
もあります。

さらには、軟骨の下の骨に骨棘(こっきょく)と呼ばれる突起ができたりして
関節の変形が起こります。このような状態を「変形性関節症」と呼び、

特に「股関節」「膝」「腰」などに症状が出る事が多く、一度関節が変形してしまうと
元には戻らないので、少しでも痛みや腫れなどの症状を感じたら
早めに医師に相談するなどの対処をしましょう。


※関節リウマチ

関節リウマチとは、身体の免疫異常により関節の内側にある骨膜に腫れや痛み、
こわばりなどの炎症を起こす原因不明の病気で、その状態が長く続くと
関節に変形をきたします。

一説によると、遺伝による体質にウイルスなどの刺激が加わり免疫に
異常をきたすのではないかと考えられていますが、今のところ原因は不明です。

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